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【BOOK】歳時記を唄った童謡の謎 合田道人
著 者:合田道人
発売日:2023年12月27日
価 格:1,870円(税込)
発売元:笠間書院
季節の行事や歳時記にも詳しくなり、案外知らずに歌っていた童謡の秘密を知って、
明日誰かに話したくなる新しい知識がいっぱいの1冊
春夏秋冬、四季の移ろいを感じられる日本では季節ごとに行事や儀式、またその季節ごとの旬
というような楽しみがあります。そして、昔から歌い継がれている童謡や唱歌にも、その季節
を感じられる歌や、その行事を歌った曲がたくさんあります。
本書ではその日本に伝わる歳時記、伝統行事などを、童謡や唱歌で振り返り、読み解いていき
ます。1月(睦月)から始まり12月(師走)まで、お正月の節句、春の桃の節句、5月の端午の
節句、夏の七夕、秋の重陽の節句など、誰もが口ずさんできた童謡の、その歌詞に込められた
意味や想い、曲が作られ歌われた背景などを「童謡の謎」で知られる著者が、解説、分析して
いきます。
武田鉄矢さんも推薦!
『日本の春夏秋冬を歌で感じられるこの本は
子どもたちにもぜひ読んでもらいたい』
第1章 睦月から弥生
①一月一日(元日) 元日は国民全員の誕生日だった!
②まめまき(節分) 豆をまくのは“魔の芽”を摘み取るため!
③紀元節(建国記念の日) 建国記念日の建国とはどの時点か?
④ふじの山(富士山の日) 日本一の山ではなかったことがある?
⑤うれしいひなまつり(桃の節句) 神様の元に“お嫁にいらした”ねえさま
⑥しゃぼん玉(春) しゃぼん玉は子供の命のことだった
⑦さくらさくら(春) ふたとおりの歌詞で習う国花の歌
⑧花は咲く(東日本大震災) 被災地へ義援金になっていく歌
⑨はないちもんめ(春) 「勝ってうれしい」は「買ってうれしい」だった
⑩贈る言葉(卒業式) 卒業生がモデルではなかった卒業の歌
⑪一年生になったら(卒園) ともだち100人…児童心理を突いた歌
第2章 卯月から水無月
⑫ちょうちょ(春) ちょうちょには2番もあった!
⑬ずいずいずっころばし(茶摘) 茶壺に追われてとっぴんしゃんとは
⑬こいのぼり(端午の節句) 詞の中におかあさんが登場しないのは?
⑮かあさんの歌(母の日) はじめ「母の日」は3月だった!?
⑯うちのお父さん(父の日) 「父の日」にはバラを贈るのが本当!?
⑰アメフリ(梅雨) 蛇の目でおむかえ、雨もまたうれし
⑱月の沙漠(らくだの日) ”らくだ”に隠された意味とは?
第3章 文月から長月
⑲かなりや(童謡の日) 童謡一号曲は今こそ大切な歌である
⑳たなばたさま(七夕の節句) 年に一度だけ逢える織姫と彦星
㉑僕は唱歌が下手でした(お盆) みたままつりで出会った歌
㉒ウミ(海の日) 夢が広がる歌詞に隠されたものとは?
㉓アルプス一万尺(山の日) アルペン踊りを踊るって何?
㉔リンゴの唄(終戦記念日) リンゴ高いや、高いやリンゴ
㉕夕焼小焼(防災の日) 関東大震災が生んだ名作童謡
㉖ 七つの子(カラスの日) 七つの子って七羽? 七歳?
㉗きく(庭の千草)(重陽の節句) 最初は菊ではなく薔薇の歌だった
㉘月様と影ぼうし(十五夜)有名作家が4年生のときに書いた「月のうた」
第4章 神無月から師走
㉙もみじ(もみじ狩り) どうして“もみじ狩り”と言うのか?
㉚どんぐりころころ(秋) なぜ唐突に2番で終わってしまうのか?
㉛里の秋(秋) 兵隊さんだよ、うれしいな
㉜みかんの花咲く丘(みかんの日)明るいけれど悲しくなる歌の意味
㉝雪(冬) 「雪やこんこん」ではないのです!
㉞かごめかごめ(わらべうた保育の日) かごめは籠目?それとも籠女?
㉟きよしこの夜(クリスマス)ネズミのおかげで生まれたクリスマスの歌
㊱お正月(年の瀬) こまをまわして悪霊を払え!